バランススコアカードについて

 BSCの究極の目的は「企業戦略の実践」です。企業戦略を実践するためには、経営陣と従業員とのコミュニケーションが不可欠です。また、従業員が自ら課題を発見し改善していくような「企業体質」に変革していくことが必要です。このような変革は時間がかかりますし即効性があるとは限りません。しかし、経営者と従業員全員が同じベクトルに向いた組織になれば業績は必ず向上します。
 バランススコアカード(BSC)*で企業経営のグランドデザインを描き、戦略とアクションプランを組織内部に落とし込みます。そのうえでPDCAサイクルを回していきます。

ステップ1:経営者へのヒアリング

 地域や企業の歴史、風土、経営者の考え方等をじっくりヒアリングします。

ステップ2:全体戦略作成

 経営者および幹部の方達とワークショップを開き、環境分析から全体戦略の柱を作成致します。
 経営理念、行動基準、ビジョンを作成しターゲットや差別化ポイントを明確にします。

ステップ3:方針発表会の開催

 全体戦略骨子を全従業員の前で発表し、会社の方向性の共有を図ります。

ステップ4:部門別戦略マップおよびアクションプラン作成

 部門ごとにワークショップを開き戦略とそれにそったアクションプランを作成します。 従業員へのヒアリングも随時行います。

ステップ5:月次業績検討会の開催

 アクションプランの達成状況をチェックするための月次業績検討会を開催します。

 ステップ1〜5の間に財務シミュレーションを行います。 これにより数字の客観的な裏付けのある戦略をつくることができます。 (損益計算書、バランスシート、キャッシュフロー計算書をシミュレートできるパッケージをカスタマイズして作成します。)

イラスト:PDCAリサイクル

※バランススコアカードとは

 90年代初頭にハーバードビジネススクールで開発された経営戦略フレーム。 企業戦略を短期的な指標(財務項目)と長期的な指標(非財務項目)の バランスをとりながら達成していくというもの。 経営者層と従業員のコミュニケーションを促進することと立てた計画が達成できたかどうかを 継続的にチェックしていくこと(PDCAサイクル)が同時に達成できる。 大企業を中心に導入が進んでいるが中小企業にも効果は大きい。